夜の海にいこう

やくそく:加工しない

オリジナルなんてどこにもないでしょ

ストレス発散法はゲオでマンガ20冊一気借りすることです。こんにちは。

 

ブログとか初めて書くからわからないことだらけだ。なにこれどういうテンションで書けばいいの?なに書けばいいの?ていうか将来絶対黒歴史になるものをなぜ自ら作り出そうとしてるの?

 

ふしぎだなァ…

 

たぶん情緒不安定なブログになってしまうと思いますが、お付き合いいただけると嬉しいです。

 

 

あ、ところでみなさん、今日何の日かわかってますか?

 

頭の中をよーく整理して探してみたらわかるはず。

 

みつけた?

 

そう、今日は「佐藤健の誕生日」です!

 

おめでとうたける!!愛してる!!!!29歳のたけるも大好きでい続ける自信しかないよ😭 できれば、できればでいいから写真集でもDVDでも何でもいいから何か出してくれると嬉しい、絶対買います。

 

 

さてさて。

たけるの誕生日祝って、言わなきゃいけないことは言ったから、あとはだらだら気楽に書きます。

 

なにを書こうかなと迷って、結局今日あったことや思ったことを書こうというなんとも平凡な答えに落ち着きました。

 

今日いつものようにツイッターのTLを巡回していて、一つの書評を見つけました。『武道館』という朝井リョウさんが書いた本の書評です。ざっくり言うと、駆け出しグループアイドルが様々な悩みを抱えながら武道館を目指す話。もともとわたしはこの本を読んでいたのですが、読んでからかなり日数が経っていたので忘れている部分も多く、書評を読みながら「ああ、こういう場面あったなぁ」と懐かしく思い出していました。そんななか、特に印象に残った台詞がありました。

 

自ら所属するアイドルグループが行なったCDの握手会特典商法に批判が集まり、悩む主人公の愛子に、幼なじみの大地がこんな言葉をかけます。

 

「お金を払うって、自分が何を欲しがってるのか、自分が何だったら満足するのか、すげえ考えるしすげえ選ぶってことじゃん。金も払わないで、何でもある中から手に取り続けてたらさ、そりゃ、自分がどんなヤツかってわかんなくなるよ。金払ってなかったら、期待外れのモンでも、まあいいかってなっちゃうし。めっちゃ良かったモンでも、ラッキー、くらいだし。どっちも同じくらいの距離にあるっつうか」(『武道館』p.145-146より引用)

 

 

この高校生恐ろしいわ。いやほんとに恐ろしいのはこれを書いてる朝井リョウなわけだけど。

 

購入という行為は、自分を知り表す行為。

 

すっかり言い当てられてしもうたわ、、、。

 

わたし、人の本棚を見るのがめちゃくちゃ好きで、芸能人のお部屋公開とかされた時、本棚がちらっと映るとそこで一時停止してどんな本やCDやDVDが並んでいるか凝視して確認するほどなんですけど、きっとそれも、購入して棚に置くという行為に、その人がわざわざそれを選択してそこに置いている、つまりその人の意思や価値観が見えるから、わたしは人の本棚を見るのが好きなんだなって。

 

逆も然り。

 

わたしはお金を使うことで、自分がなにを好きな人間なのか、どういうことに価値基準を置いているのか、確認しているわけです。

 

だから、お金を使うと安心する。

 

わたしは自分のことを個性のない人間だと思っている。協調性があるといったら聞こえはいいけれど、つまりは主張がないし、自分がどういう人間なのか20年間生きてきたけど一向にわからない。昨日と今日で1番好きな食べものは違うし、昨日許せなかったものが今日は許せちゃったりする。そんなぐにゃぐにゃな軸の自分だけど、購入という行為はそんな軸を少しまっすぐにしてくれる気がするのです。

 

選んで、買って、わたしはこれが好きなんだって確認して、わたしは個性を装着する。

 

「これに対して好きという判断を下してるのがわたしです!」と言える。わたしにとっては、それが佐藤健であり少女マンガであり。

こう書くといかにもキャラ立ちしたい為のビジネスライクじゃんという感じがしてしまうけど、わたしは本気で好きだと思ってるし佐藤健に至っては本気で結婚を目指しているので。念のため。

 

もちろん、お金を使わないのが悪いって言ってるわけじゃない。購入することはあくまで購入する側のエゴ。ただ、無料音楽、無料マンガ、お金を使わなくても満足できちゃう世界の中で、なにも選ばないことが当たり前になってしまったら、少し虚しくないですか?という話。

 

少なくとも、わたしみたいなフラフラしてる人間にとっては、選ばないという選択をし続けたら自分はどういう人間になってしまうのか、なにが残っているのか、少し怖くもあると、そういう話です。

 

気づいたらめっちゃ長くなってた。

最後までお読みいただきありがとうございます。